キャップの違いで買取価格も変わる!?
1.キャップの違いで買取価格も変わる!?
みなさんはお酒を購入するときや飲むときに、キャップを気にしたことはありますか?ラベルや瓶の形が変わっていると気づきやすいですが、キャップはあまり気にしたことがないのではないでしょうか。キャップにも違いがあり、年代によって変わったりしているのです。実は、キャップによって買取価格も変わってきます。ここでは洋酒のキャップを例にご紹介していきたいと思います。
2.キャップの種類
キャップといってもいくつか種類がありますが、今回は「コルクキャップ」「スクリューキャップ」「ティンキャップ」の3種類をご紹介します。
○コルクキャップ
名前の通り、コルクでできたキャップで、よくワインや古いウイスキーに使われています。昔から高級ワインにはコルク栓がよく使われていて、ワインには欠かせないキャップです。
○スクリューキャップ
ウイスキーや焼酎などに使われています。今ではワインに使われることも多いです。簡単に開栓ができることや、密閉性の高さから利便性が良く、広く普及されているキャップです。
○ティンキャップ
戦時中や戦後に材料難でコルクが手に入りづらいときに使われていました。そのためティンキャップが使われているお酒は古いものだと分かります。現在のボトルでは使用されていません。金属の蓋とボトルの端が丸い針金で繋がっていて、留め金を押し上げると開くような仕組みになっています。
3.一番高く買取されるキャップのタイプは?
ご紹介したキャップの中で、一番高く買い取ってもらえる可能性があるものは、「ティンキャップ」です。戦時中、戦後頃に使われていたキャップですので、とても古いお酒ということが分かります。当時、洋酒は高級品で入手困難だったこともあり価値も高いものになります。希少性が高く、古い洋酒がお好きな方にとってはとても価値があり需要もあるので高価買取が期待されます。
4.同じ名前でも買取価格に違いがあるお酒の例
○ヘネシーXO
・現行品→黒キャップ
・旧ボトル→金キャップ
○オールドパー
・現行品→スクリューキャップ
・旧ボトル→ティンキャップ
例えば、「ヘネシーXO」というブランデーでは、キャップの色が違うだけでも買取価格は2倍くらい変わることもあります。「オールドパー」というウイスキーでは、キャップのタイプが違うだけで買取価格が7倍近く変わることもあるそうです。
もちろん商品状態によっても変わりますので、査定に出すときはご注意ください。
5.まとめ
お酒は同じ名前でも、それぞれ年代などで価値が変わってきます。そこにキャップの違いまで見ている方は少なかったのではないでしょうか。買い取ってもらう前に一度、お持ちのお酒も確認してみましょう。
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