意外な組み合わせ?チョコレートとお酒のマリアージュ
1.意外な組み合わせ?チョコレートとお酒のマリアージュ
お酒に合うようなつまみといえば、塩気のある物が多いようなイメージですが、実は甘いチョコレートも組み合わせ次第では合うのをご存知でしょうか?
洋酒入りのチョコレートやチョコレートケーキ、パイなどにもお酒が使われているように、お酒とチョコレートは案外相性がいいものです。本項ではそれについて解説していきたいと思います。
2.チョコレートと合うお酒
ポイントとしては主に3つ程あり、
① チョコレートに存在感の負けないスッキリしすぎないお酒
② 香り高いお酒
③ チョコレートの甘さや苦みをより引き立たせるお酒
が相性がいいとされています。
これらのポイントも考慮した上で、種類ごとに挙げていきましょう。
3.ワイン
チョコレートとの組み合わせでまず挙げられるものの1つです。ワインとチョコレートには、どちらも「ポリフェノール」が含まれています。ワインに渋みを与えるタンニンのポリフェノールと、チョコレート原料のカカオに含まれるカカオポリフェノールには強い抗酸化作用があります。また、体のサビである活性酸素の働きを抑え、コレステロールを下げる効果もあり、体にもいい成分です。基本的には甘いチョコレートには甘めのワイン、ビターなワインにはビターなワインが合うとされています。
・全般的に…ナッツ入りチョコレート、オレンジピールのチョコレート
・赤ワイン…レーズン入りチョコレート、ミルクチョコレート、レーズンチョコレート
・白ワイン…ビターチョコレート、レーズンチョコレート
・ロゼワイン…ホワイトチョコレート、ミルクチョコレート
4.ブランデー
こちらもチョコレートに合うものとして王道的なものです。ブランデーは果実由来のお酒なので、香り高く、果実の風味がチョコレートの味をよりまろやかにしてくれます。特に「コニャック」という種類のブランデーは相性抜群とされています。
ポイントは飲むタイミング。ビターなチョコレートなら、その余韻が口に残っている状態で飲むのがベストです。甘めのチョコレートなら、口の中で混ぜ合わせるようにして味わうとより風味豊かになります。
5.ウイスキー
こちらも相性抜群と評判が高いです。ウイスキーは麦など穀類由来のお酒ですので、その香ばしい風味がチョコレートとも合うとされています。
・ビター系…スモーキーなもの、スパイシーなウイスキー
・ミルク系…フルーティーでマイルドなウイスキー
・ホワイト系…クリーミーなバーボンウイスキー
・フルーツ系…香り高いライトなウイスキー
6.ビール
こちらも、上記のように麦から作られているため、チョコレートと風味が合うとされています。主に、黒ビールや柑橘系風味のもの、更には「クラフトビール」という種類のものが合いやすいとされています。
7.日本酒
チョコレートと合うのは洋酒が多いイメージもありますが、実は日本酒にも合うものがあります。甘くて芳醇な「貴醸酒」がおすすめです。
8.まとめ
お酒とチョコレートは組み合わせ次第で案外合うものです。本項で挙げたものの他にも合うものは多々あるので、好みに合わせてお試しください。
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