お酒買取コラム

日本酒を飲んで体に与える健康効果の秘密!

1.日本酒を飲んで体に与える健康効果の秘密!

皆さんは、お酒、楽しく飲んでいますか?
日本酒は「伝統的」「通向け・本格的」というイメージをもたれている方が多いようです。しかし今や、お酒を飲む女性が20%も増加していて、72.9%にも。お酒を飲むことが、気分転換の方法としてもライフスタイルにしっかり定着しているんです。また、日本酒を飲む人の70%が食事中に飲んでいるそうです。
皆さんもご存知の通り、お酒を過度に飲みすぎることは、健康を損なうことになりますが、適度に飲むお酒には実際に健康効果がみられるのです。ご紹介していきましょう。

2.日本酒にはこんな効果が!

〇身体を温める効果
日本酒は、他のお酒を飲んだ時より、2℃ほど高い体温状態が続きます。酒類を飲むと、血管が拡張されて血流が促進します。これは、血液中に摂取されたアルコールが、肝臓で分解されるときにできる物質であるアセトアルデヒドによるものなんです。日本酒には、その効果を維持させるアデノシンという物質が含まれていますので、相乗効果で他の酒類よりも体が温まるようです。また、体温が高くなると、皮膚の表面の血液の循環が良くなるので、栄養分が体全体にいきわたり、肌のつやも良くなる効果があるといわれています。ちなみに、お酒は温めなくても同様の効果が得られますよ。

〇ストレスを解消
ストレスによって、血管壁に沿って分布している交感神経の末端からノエルエビネフィリン(ノルアドレナリン)というホルモンが分泌されて血管は収縮します。その一方で、日本酒や赤ワイン、焼酎、ウィスキーには血管の拡張を促進させる物資として、アデノシンが含まれています。ストレスで収縮した血管をアセトアルデヒトとアデノシンが拡張し、血流が流れやすい状況を作ることが分かっています。特に日本酒には、他の酒類に比べて多くのアデノシンが含まれていることが明らかになっています。

3.病気にも効果を発揮!

日本酒や酒粕に含まれる体に有効な機能成分が、国民病といわれる病気の多くに効果を発揮することが最近の研究でかなりわかってきたそうです。
*糖尿病を予防する
*がんを予防・制御及び抵抗力をつける
*狭心症・心筋梗塞などの心臓疾患を予防する
*高血圧・健忘症・脳血管障害・肝臓病・骨祖しょう症予防
*アトピー性皮膚炎を予防
*ストレスを軽減
*老化を制御する
*保温・保湿効果、美白効果、あれ肌予防がある
*肥満防止
などがあります。

4.秘めた日本酒の麹の働き

日本酒の中には、数え方にもよりますが、数百種類の成分が含まれているといわれています。働きが分かっているごく一部の成分に、ビタミンB1、B2をはじめとするビタミン類、多くのミネラルがあります。また、ペプチド(タンパク質の構成成分であるアミノ酸が複数結びついたもの)や、必須アミノ酸なども含まれています。
体内で、健康維持や老化防止を担う日本酒の働きは、大部分がアミノ酸から成り立っているペプチドの効果でできるのです。ペプチドは米タンパクを麹菌が分解して、アミノ酸になる間にできるのですが、つまり麹のもつ力というわけです。

5.まとめ

麹菌の働きはおわかりになりましたか?日本酒が持っている健康維持や老化防止の働きは、麹菌からの贈り物ですね。適度な飲酒をこころがけて、日本酒の麹菌の働きを存分に体にとり入れていきたいものですね。

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