お酒買取コラム

実は危険?「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」に隠された秘密とは!?

1.実は危険?「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」に隠された秘密とは!?

みなさん、こんにちは!
最近発売されるお酒は、健康志向の世間の影響で「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」の文字が書かれているものが発売されています。
「お酒は飲みたいけど、ちょっとは健康に気を使おう」という方が飲まれているイメージですが、「ゼロ」だからといって安全というわけでもないようです…
一体どういうことなのでしょう?

2.糖質ゼロに隠された秘密とは?

食品表示法の食品表示基準では、食品100g(100ml)あたりの含有量が0.5g未満だと「ゼロ」と表示してもよいという基準があります。お酒もその1つです。「糖質ゼロ」と書かれていても実はこっそり隠れているのです。
限りなく糖質はゼロに近いですが、それらの大抵の商品には人工甘味料「アセスルファムK(カリウム)」という成分が含まれています。ゼロカロリーなのに砂糖の200倍の甘さをもつと言われています。この人工甘味料には依存性があると言われていて、普段から甘いものを食べないと気が済まない体質になってしまう危険性もあります。

3.実はビールのプリン体は少ない?

痛風の元になると言われているプリン体ですが、1日の摂取量としては400mg程度に抑えたほうがいいと言われています。
ビール=プリン体・痛風という認識の高いビールですが、実はビールのプリン体含有量は、商品にもよりますがビール100mlあたり約5~8mg程度です。500ml缶だと25~40mgほどなので、10本以上飲まなければ400mgには達しません。
実は食材の方がプリン体を多く含んでいます。100gあたりの含有量として、レバーだと200~300mg、カツオやマグロも150~200mg程度含まれています。
ですので、ビール単体で痛風になるというよりも、ビールと一緒に食べるおつまみや、普段の食生活でプリン体が過剰摂取になってしまうことが多いのです。
また、アルコール自体が痛風の原因の尿酸値を上げる作用があり、いくらプリン体ゼロビールとはいっても飲みすぎると意味がなくなってしまいます。

4.糖質、プリン体は食事でコントロール!

「本当はビールを飲みたいけど、健康のために味を我慢して新ジャンルを飲んでいる」という方も少なくないでしょう。ただ、上記の通りビールのプリン体はそこまで多いわけではありません。むしろカロリーや糖質を抑える意味でも普段の食生活を見直す方がずっと効果が高いのです。
ビールと一緒におつまみを食べるのは悪酔いを防ぐ意味でも悪い事ではないですが、食べるにしても揚げ物やお菓子などの高カロリー・砂糖たっぷりのものよりも、豆腐や枝豆などの低カロリーなものを食べる方が健康的です。もちろん食べ過ぎ・飲み過ぎは様々な症状を引き起こすので控えましょうね。

5.まとめ

「ゼロ」というのは健康維持においては魅力的な言葉ですが、「ゼロだから良い、ゼロだからたくさん飲んでも問題ない」と思いこんでしまうのはちょっと待ったということです。
適度に飲むようにして健康的な生活を送りましょう!

-お酒買取コラム