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結婚式の乾杯はシャンパン!?

1.結婚式の乾杯はシャンパン!?

皆さんは結婚式に参加したことはありますか?私は先日、親戚の結婚式に参加して思ったことがあります。どうして、結婚式の披露宴では乾杯の際シャンパンを飲むのだろうかと疑問を抱きました。
そこで、今回は披露宴で飲まれるシャンパンの乾杯に基づく、素敵なお話をご紹介いたします。

2.結婚式ではお決まりのシャンパンで乾杯

緊張感のある挙式とは変わり、和やかなムードで楽しく行われる披露宴。新郎新婦にとってもゲストにとっても大切な時間ですよね。そんな披露宴はシャンパンでの乾杯で始まることが多いのです。何気なくいつもシャンパンで乾杯しているけど、どうしてシャンパンなのかご存知でしたか?
実は、これにはとってもロマンチックな由来と意味が込められているのです。

3.シャンパンって何?

そんな由来をお話する前に、シャンパンについてお話していきましょう。
シャンパンとはフランスのシャンパーニュ地方でつくられた7つのピノ系ブドウ品種を材料としたスパークリングワインになります。ピノ系ブドウ品種はシャルドネをはじめ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・グリ、アンフュメ、アルバンヌ、プティ・メリエ、ピノ・ブランがあります。
さらに同じ材料を使用していても、シャンパーニュ地方で造られたもののみが「シャンパン」と呼ばれ、それ以外は「スパークリングワイン」や「スプマンテ」という名前になります。

4.シャンパンで乾杯するようになった由来

結婚式の披露宴をシャンパンで乾杯するようになった由来はいくつかあります。
ひとつずつ見ていきましょう。

〇シャンパンの泡
フランスのシャンパーニュ地方では、シャンパンの泡に「幸せ」という意味が込められているそうです。シャンパンの泡が下から上へ止まることなく流れていく様子は「幸せが半永久的に続く」という意味だとされています。
また、そんなたくさんの泡を夜空に浮かぶ星に見立てて、「星を飲む」なんて表現もするそうです!
フランス人らしいロマンチックな考えですね。

〇グラスを合わせる乾杯の音
実はグラスを合わせて「チーン」と鳴らす、乾杯の音にも由来があります。乾杯で出すこの音は「魔除け」の一種になります。悪魔はグラスをぶつけ合う音を嫌うと言われているので、悪魔を近づけないようにお祝い事の際にはガラスをぶつけ合って、乾杯をするのです。

〇天使の拍手
シャンパンをグラスに注ぐと、パチパチという音が聞こえてきます。これは古くから「天使の拍手」という言い伝えが存在するのです。結婚する二人を天使たちが祝福しているように聞こえることから、結婚式の披露宴ではシャンパンが飲まれるようになりました。

5.まとめ

いかがでしたか?シャンパンの乾杯にはこんなに素敵な由来があったなんて驚きですよね。末永い幸せだけでなく、魔除けや天使の拍手など特別な意味合いもあり、本当に結婚式にふさわしい飲み物だと思いました。

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