ワインの日を知って、楽しもう!!
1.ワインの日を知って、楽しもう!!
こんにちは。みなさんはワインはお好きですか?
毎月20日が「ワインの日」だということ、ご存知でしたか?平成6年に日本ソムリエ協会が制定した記念日なんです。それは、フランス語で「ワイン」と「20」がともに「Vin(ヴァン)」と発音が似ていることから、毎月20日になりました。
ワインの日は、レストランなど飲食店では、グラスワインのサービスや飲み放題などが開催されたり、酒屋やネット通販でスペシャル価格や特別企画などのサービスキャンペーンを行う店も多く、ワインを「飲む」「買う」ならこのワインの日である20日がオススメですよ。
2.ワインの語源の由来は?
ワインの語源は元々、ラテン語のブドウ酒を表すヴィヌム(vinum)からきているといわれているのです。
【ワインを表す言葉】
・英語:ワイン(wine)
・フランス語:ヴァン(vin)
・ドイツ語:ヴァイン(wein)
・イタリア語:ヴィノ(vino)
・スペイン語:ヴィノ(vino)
・ポルトガル語:ヴィニョ(vinho)
3.世界のワインの歴史
〇発祥地は?
ワインは、歴史的に見てきわめて古いお酒の一つです。歴史をさかのぼると、新石器時代には醸造が始まっていたともいわれ、現在のロシアとイランに挟まれる位置にある「コーカサス山脈一体」のジョージアという国が「ワイン発祥の地」といわれています。今から、7000年前から5000年前には、醸造されていたようですよ。
〇世界最古の醸造所や製造は?
アルメニアでは、約6000年前の世界最古のワイン醸造所跡が発見され、その当時から高度な醸造技術があったことがわかっているそうです。また、古代エジプトでは、紀元前4000年代末期にはワインが製造されていたそうです。
〇日本のワインの歴史は?
ワインの原料であるブドウは、なんと「日本書紀」「古事記」にも記載があります。しかし、まだ当時ぶどうは食用だったそうです。文献で初めてワインが記述されていたのは、室町時代の後期で、公家日記に「珍蛇(チンタ)」という酒を飲んだとされているそうですよ。この「珍蛇(チンタ)」というのは、スペインやポルトガルの赤ワインを指しているんだとか。
1549年、キリスト教の布教で鹿児島に訪れたフランシスコ・ザビエルがワインを大名に献上しています。この宣教師の名前は、みなさんも歴史で勉強してなじみのある名前の方ですよね。こうして日本でワインが広がったのは、オランダやポルトガルとの交易が盛んになってからというわけです。
〇日本でのワイン製造は?
江戸時代には、食用用・加工用のぶどうが、現在の山梨県を中心に広まっていきました。ワインとして加工し始めたのは明治時代になり、明治政府が殖産興業の一環としてワイン造りを奨励したことからスタートしました。
日本で産業として初めて、国産ワインの製造をしたのは1870年(明治3年)山梨県甲府市で「ぶどう酒共同譲造所」を詫間憲久(たくまのりひさ)と山田宥教(やまだひろのり)両氏が設立したのが始まりとされています。
4.まとめ
今回は毎月20日のワインの日をご紹介しました。今月のワインの日はどうぞお得にワインを楽しんでみてくださいね。ちょっぴり、ワインの歴史を思い出しながら。
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