本当の旬は秋!期間限定の秋ビールの魅力
1.本当の旬は秋!期間限定の秋ビールの魅力
ビールと聞くと暑い季節の夏をイメージさせますが、実は一番の旬は秋ということをみなさんはご存じでしょうか。暑い季節の夏の方がおいしく感じるのになぜ秋なの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、秋ビールがなぜおいしいのかを詳しくご紹介したいと思います。
2.ビールの旬が秋な理由
どうしてもビールは夏が一番!というイメージがありますが、実は秋が一番の旬なのです。その理由は、ホップの収穫時期にあります。麦芽や水と並ぶビールの主原料のひとつホップは、ビールの味や香りを決定づける欠かせない原料です。このホップの収穫シーズンは7月下旬から8月中旬頃といわれています。ビールは仕込みから容器詰めまでに約1ヶ月かかりますので、その年に収穫されたホップを使ったビールは初秋〜晩秋にかけて販売されることになるのです。秋に販売されたビールは新鮮で旬なのです。
3.秋ビールの魅力はどんなところ?
秋ビールは普段から売られているビールと何が違うのでしょうか。
秋のビールは、味が濃くてアルコール度数が高めのものが多いです。普段から売られているものは4〜5.5%くらいの度数ですが、秋ビールは6〜6.5%くらいなのです。これには理由があり、秋になるとこってりした濃い味の料理が人気で、それらの料理に合うように麦やホップを増量しているのです。そのため、秋のビールはコクがあり芳醇な香りをさらに楽しむことができます。
そして普段売られているビールよりも、秋のビールは色が濃いです。販売しているメーカーによって色味は変わりますが、それぞれ秋らしい色合いが並びます。秋ビールのパッケージデザインも秋らしいものが多く目で楽しむことができます。グラスに注いでビールの色を目で味わいながらパッケージも楽しめます。
4.おすすめ秋ビールをご紹介!
○キリン「秋味」
発売して29年もたつ商品です。通常のビールの約1.3本分の麦芽を使用することで強い飲みごたえとコクを楽しむことができます。バランスの良い味わいが特徴的です。
○サッポロ「焙煎生ビール」
2種類の焙煎麦芽を使うことで、口に含んだ時に深みが広がり、上品な苦みを楽しむことができます。雑味が残らず芳醇な香りが特徴的です。
○サントリー「ザ・プレミアム・モルツ秋<香る>エール」
数種類の濃色麦芽を使用し、上面発酵酵母を用いて造られた秋ビールは豊かな香りが楽しめます。フルーティーな香りが広がり、するっと飲める軽やかさが特徴的です。
○アサヒ「紅」
希少ホップのアマリロを一部使用し、秋ならではの鮮やかな赤い色味を楽しむことができます。原材料にはお米を使用し、爽やかな香りで優しい味わいが特徴的です。
5.まとめ
まだまだ秋はこれからが本番!各種メーカーの秋限定ビールをそれぞれ楽しんでみてはいかがでしょうか。
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