お酒買取コラム

焼酎の芋・麦・米ってどう違うの?

1.焼酎の芋・麦・米ってどう違うの?

焼酎はたくさんの種類がありますが、味の違いを気にしたことはありますか?ベースとなる原材料がいろいろあるので、焼酎といっても味もさまざまです。今回は焼酎といったらコレという、芋・麦・米を原材料に使っている焼酎を紹介したいと思います。

2.芋焼酎

芋焼酎に使われているのは「さつまいも」です。さつまいもは糖度がとても高く、甘くて濃厚な香りが強く残ります。味わいも濃厚さが特徴になりますが、さつまいもの種類によっても変わってきます。
芋焼酎に使われるさつまいもは、一般的にはでんぷん質が多めの黄金千貫(こがねせんがん)という品種がポピュラーなのですが、焼き芋としても人気の高いねっとりとした甘みのある安納芋(あんのういも)や、紅あずまなどを使ってできている焼酎もあります。他に、焼酎の原料のために品種改良された、皮も身も白くて芋臭さのないジョイホワイトという品種もあり、フルーティな味わいに仕上がります。

3.麦焼酎

麦焼酎に使われているのは「麦」です。ウイスキーやジンなど、お酒の原材料として幅広く使われています。麦を使った焼酎は、最もクセがないといわれていて、飲みやすく初心者におすすめの種類です。麦独特の香ばしさがあり、まろやかな味わいになります。
原材料に麦を使っているほか、麹も麦で作る麦麹の焼酎もあります。蒸留の仕方によって香ばしさを生かしたものや、主張を抑えて飲みやすくしたものもあり、麦焼酎でも味わいや香りがそれぞれ変わってきます。

4.米焼酎

米焼酎に使われているのは「米」です。米焼酎は素材がとてもシンプルです。というのも、焼酎を作るときには麹が欠かせませんが、麹も米からできていますので米焼酎は米と水だけからできたシンプルなお酒ということになります。日本人はお米が欠かせませんので、米を原料にしている焼酎は日本人にとってとても馴染みやすい焼酎なのです。
伝統的な製法で作られた米焼酎は、とても濃厚なのに柔らかい味わいで、少し日本酒に似た部分があります。ですが、日本酒と違って焼酎は蒸留している分アルコール度数が高いです。現在では爽やかでフルーティな軽い風味と味わいの米焼酎もあり、人気があります。

5.まとめ

今回は芋・麦・米を原材料とした焼酎を紹介しましたが、それぞれ特徴があり焼酎と一言では表せないくらいの種類があることが分かりましたね。ですが、焼酎にはまだまだいろんな原材料を使ったものがたくさんありますので、また紹介したいと思います。

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