夏にぴったり!夏酒とは
1.夏にぴったり!夏酒とは
夏の暑い季節や仕事終わりに1杯お酒を飲みたいですよね。皆さんは「夏酒」って聞いたことはありますか?今回は夏にぴったりな夏酒について紹介していきたいと思います。
2.夏酒とは
今の季節、お酒屋さんや飲食店では、ブルーのボトルの日本酒がたくさんならんでいるのをよく見かけますよね。夏酒というのは、ここ数年多くの酒蔵から販売されている夏向けの日本酒のことをいいます。夏酒に厳密な規定はありませんが、「寒色系や透明など、夏にふさわしい色のボトル」「スッキリとした味わい」「酸味がある」などの特徴をもつ日本酒が多いのです。
3.お酒のタイプ
・酸味の効いたタイプ
製法の工夫や使用する麹を変えることによって、酸味の効いたものが多く作られるようになってきました。夏にはキンキンに冷えた白ワインが定番化していましたが、酸味を感じられる日本酒を冷やしたものも本当においしいですよ。
・生酒タイプ
生酒とは、低温殺菌をしていないお酒で、酵素や酵母、さらには雑菌が活動できる状態で酒質が変化しやすいのですが、これを低温で数か月、貯蔵、管理したものが夏酒として商品化されています。生酒の特徴として、みずみずしさやフレッシュさに加えて、まろやかさもあるので、しっかりと冷やして飲めば、おいしいです。
・微発砲タイプ
低温殺菌を行わないと、ビンに入れて貯蔵したあとも、ビンの中に残った酵素や酵母の活動が続き、アルコール発酵が続きます。アルコールと同時に「炭酸ガス」が生成される場合があり、特に、栓抜き直後はガス感を感じる場合があります。この舌に感じる微妙なガスが、清涼感となり、夏に飲むのにふさわしいですね。
4.夏場に甘酒!?
夏酒は、フルーティーな香りが爽快な純米
最近では、甘酒は冬のイメージがありますが元々、甘酒は米麹と酒かすの栄養素により、夏バテ防止として夏の定番健康ドリンクでした。吟醸酒以外にも甘酒を思わせる「夏にごり」と呼ばれる濁り酒も酒類が豊富です。
5.おすすめの飲み方
例をあげると、アルコール度数が15%前後の原酒、酸味に強い特徴のあるお酒、スパークリングタイプ、低アルコールタイプ、インパクトのあるお酒、生原酒のロックやカクテル系などです。この他にも飲み方は様々あります。冷やして飲む方が多いかと思いますが、日本酒を冷やすにもその日本酒に合った適温があり、「雪冷え」は5℃、「涼冷え」は15℃、「花冷え」は10℃と呼び名が決まっています。
6.まとめ
今回は夏酒についてお話してきました。今年は、「ビールで乾杯!」ではなく、「夏こそ日本酒で乾杯!」を始めてみませんか?
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