「古酒」買取可能だった！
1.「古酒」買取可能だった！
皆さんの家には誰かから頂いたお酒や、昔自分で買ったお酒などといった古酒が、家で眠っているなんてことはありませんか？普通に考えると「年月が経ったお酒は買取してくれるわけない」なんて思う事が普通かもしれません。しかし古酒も買取ることが出来るのです！
というわけで、古酒の買取について紹介していきます。
2.古酒ってそもそも何？
字の通り、長期間熟成されたお酒のことを意味します。
〇醸造酒の熟成
ワインや日本酒に代表される醸造酒は、瓶に詰められても酵母や乳酸菌が生きているお酒です。そのため長期保存をすることで味が変化し、より一層美味しくなる可能性があると言えるでしょう。
〇蒸留酒の熟成
蒸留酒は瓶に詰められた状態で熟成はストップしています。そのため自宅で長期間保存していても、あまり味の変化は見受けられないでしょう。そのため買取しやすいお酒とも言えます。
3.古酒はなぜ高値で売れる？
古酒が売れるとわかっても皆さん気になるのが「値段」ではないでしょうか。古酒の中には、数倍から数十倍といった金額で取引されているものもあります。値段の差は一目瞭然ですよね。そのため比較的高額査定が出やすいお酒だとも言われています。
一番の理由は、「プレミア」が付くからです。古酒の中には終売品になっているものが多数あります。そういったお酒は手に入れることが出来なくなるため、価値はものすごく高くなり、プレミア価格で取引されるのです。しかもこういった終売ボトルは、日々消費されていきます。そのため価格が高騰していくとも言われているのです。
今現在流通しているお酒でも、古酒の中にはラベルのデザインが違うもの、味わいが微かに違うものも多数あります。ボトルを集める人もいるため、古酒が高く取引されるのです。
4.しかし注意する点も…！
買取に出すと言っても注意しなければいけない点もあります。
それは未開封であるかということです。基本的に古酒の買取は、未開封のものに限られています。何故かというと、再販した時にお客様の口に入るものなので、その品質の保証が出来るかどうかが重要になってくるからです。
お酒には基本的に、キャップの部分にキャップシールと呼ばれるビニールや封印紙が貼ってあります。キャップシールとは未開封を意味するものなので、もしもの場合たとえ開封はされていないお酒であっても、開封品という扱いになってしまいます。古酒の場合は経年劣化によって破れやすくなるので傷つけない様に気を付けましょう。
見た目もかなり大事になってきます。再販することを考えるとやはり外観はきれいな方が査定額も高くなります。
さらにもう一つチェックしていただきたいのは中身のお酒に関することです。
古酒の場合はコルク栓になっていることも多く、コルクは天然の成分で出来ているため、年月によって隙間が空いてしまう事もあるので液漏れしていないか確認しましょう。
また、液面の状態も重要になってきます。コルク栓では寒暖差による収縮で出来た隙間から少しずつアルコールが蒸発してしまう恐れがあります。水平な台においてみて、中身が減っているか確認しましょう。
5.まとめ
古酒の買取について解説しました。
もし皆さんのご自宅にまだ手を付けていない古酒がある場合は、ご自身で買い取りに出せるかチェックしたのちに、買取専門店に行って査定してもらいましょう！
お酒買取コラム