知って納得!ブランデー雑学
1.知って納得!ブランデー雑学
「ブランデー」を飲んだことはありますか?お酒を飲む方で、中には一番飲んだことがないという人もいるかもしれません。実はブランデーには幅広い雑学があったのです。そこで「ブランデー」について説明していきたいと思います!
2.「ブランデー」とは何なの?
ブランデーは果実酒から作った蒸留酒の総称です。語源はオランダ語の「焼いたワイン」を意味するbrandewijn からきました。主に白ブドウのワインを蒸留して樽に入れて熟成して製造します。ブランデーの種類にもよりますが、中には25年以上熟成させるものもあります。熟成させすぎたものは新しいものとブレンドして若返らせる場合もあります。通常ブドウが原料のワインを蒸留して通られたものを指しますが、中にはリンゴから作ったものもあります。ブランデーのアルコール度数は40度弱から50度弱です。
3.ブランデーの歴史をさかのぼろう!!
7.8世紀頃よりスペインでワインを蒸留していたと言われています。15世紀にはフランスのアルマニャック地方やコニャック地方での生産がスタートしました。1713年にはルイ14世がフランスのブランデーを保護する法律を作ったことからヨーロッパ各国の宮廷にとりあげられ「王侯の酒」の地位を得ました。
日本においてブランデーの製造法が知れ渡ったのは19世紀末で、本格的に製造されたのは1950年代でした。
4.ブランデーの飲み方
もっとも知られている飲み方はストレートで、ブランデーグラスに少量入れて香りと一緒に味わいます。適度に温度が上がると香りが立つのでグラスの底を手のひらで包み込むようにして揺らし手の体温で温めながら飲むのが一般的です。一時期テレビにも芸人のゆうじろうさんがブランデーグラスを持って芸を披露していましたよね。そういう飲み方をイメージすればわかりやすいかと思います。
5.ブランデーとウイスキーは果たして一緒なのか
始めてブランデーのこと自体を知った方、初めて調べた方はウイスキーといったい何が違うのかわからない方もいるかと思います。実はブランデーとウイスキーは原料が違うのです。
ブランデーは果物(白ブドウ、リンゴ、洋ナシなど)を発酵・蒸留させたお酒です。
ウイスキーは穀類(大麦、ライ麦、とうもろこしなど)を糖化・発酵・蒸留させ木の樽にて熟成を行ったお酒です。
原料のほかにも違うのは「糖化」「木の樽」で原料を発酵させるためには普通は糖分が必要ですが、ブランデーには元から果物が使われているため必要がないのです。そして、果物本来の風味を生かしたい場合は樽を使用せず作ることがあります。
6.まとめ
ブランデーについて説明しました。ブランデーを飲んだことがない方で気になった人は買って飲んでみてはいかがですか?
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