夏におすすめしたい「凍結酒」
1.夏におすすめしたい「凍結酒」
これからの季節、ますます暑くなりますよね。そんな暑い季節にぜひ飲んでほしいお酒があります。それが「凍結酒」です。みなさんはこの凍結酒をご存知でしょうか。どのようなお酒なのか、どのように飲むのかなど、ここでは凍結酒について詳しくご紹介したいと思います。
2.「凍結酒」ってどんなお酒?
凍結酒とは、字の通り凍らせたお酒のことをいいます。凍結酒は、日本酒で火入れを行わずに生酒を凍らせることが多いです。凍らせると、とても冷たいひんやりとした食感を味わます。
凍っているので流通中に品質の劣化が起きにくくなるというメリットもあります。そして搾りたての生原酒を瞬間凍結することにより、生酒に含まれている酵母を眠った状態にして保存ができるため、いつでも酒造でしか味わえないフレッシュな状態を楽しむことができるのです。
3.どのように飲むの?
凍結酒は凍っているのでもちろんそのままでは飲めません。では、どのように飲むものなのでしょうか。
まず、凍結酒を水やぬるま湯に浸けて凍っているお酒を溶かします。その際に、全てを溶かしてしまわぬように気をつけましょう。ある程度溶けてきたら、瓶を持ちシェイクさせて凍った部分を砕いてシャーベット状にして出来上がりです。
4.どんな楽しみ方ができる?
凍結酒は、シャーベット状態のサクサクした舌触りを楽しむことができるなど、変わった飲み方ができます。暑い日には清涼感を感じさせてくれるのでおすすめです。
コクや複雑さは控えめでシンプルな飲み口です。お酒の温度が低いので香りもかなり控えめなのですが、アルコール感はダイレクトに感じることができます。新酒がベースとなっているものが多いので、お酒の甘みが強調された味わいを楽しむことができます。
5.おすすめの凍結酒
凍結酒は全国各地で作られています。そのなかで、おすすめの凍結酒をいくつかご紹介します。
○福寿 凍結酒
生酒に全く火入れをせずに瞬間凍結させて超低温で保存されています。辛口で豊かな酒の風味が口の中で広がり、さわやかな後味を楽しめます。
○純米大吟醸 銀河鉄道
生酒を10年もの間、氷温で熟成しています。無農薬棚田で作られた米を使用していて、辛口な味わいを楽しむことができます。
○純吟生凍結酒 白山氷室
冬に搾った極寒仕込みの純米吟醸の搾りたてを、夏になるまでマイナス20度で凍結保存させています。搾りたての生酒で新鮮な味わいが楽しめます。
6.まとめ
凍結酒と聞いただけでこれからの暑い季節に必ず飲みたくなりそうです。新鮮な搾りたての生酒を楽しみたい方にもおすすめですよ。
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