お酒買取コラム

ビールにまつわる雑学

1.ビールにまつわる雑学

ビールにまつわる雑学イメージ

ビールは乾杯の時の一杯目として飲む人が多いですよね。私たちに身近なビールにどんな歴史・雑学があるのか知っている方は少ないかと思います。そこでビールの面白い雑学を紹介します。

2.ビールの歴史編

〇ビールの起源
 ビールっていつからあるお酒かご存知ですか?なんとビールは紀元前6000年頃からあるそうです。メソポタミア文明を築いたシュメール人が好んで飲んでいたといわれます。当時のビールの作り方は、麦を乾燥したものでパンを焼き、このパンを砕いたところに水を加え、自然に発酵させていました。

〇ビールの語源
 ゲルマン語の「ベオレ」が語源だとされています。「ベオレ」は穀物のことです。ロシア語ではビールのことを「ピーヴォ」と言ったり、古代バビロニアでは「シカリ」と呼んでいました。

3.ビール用語編

〇「生」の意味
 熱処理をしていないビールを「生」ビールといいます。ビールは微生物によって変敗するため、それを防ぐため熱処理が行われます。しかし現在、技術が向上し熱処理をしない「生」ビールが日本での主流になっています。

〇「コク」とは
 ある味が強いと、「コク」があるね、といいます。麦芽のうまみが強いと「麦芽のコク」があるということ、ホップの風味が強いと「ホップのコクがある」といいます。

〇「キレ」
 後味がどれだけ残るかによって決まります。口の中に苦味や雑味が残る場合がありますが、その後味が消えるのが早いほど、「キレ」の良いビールということができます。

4.その他編

〇ビールは飲料水だった
 大航海時代、水は腐りやすくずっと置いておくには不向きでした。そこで探検家たちは水の代わりにビールを飲料水として飲んでいました。ビールは栄養もあるため、長旅で不足しがちな栄養を補う役割もしていました。

〇ビールの色
 ビールにも濃い薄いなど、色がついていますよね。使っている麦芽のタイプで色は異なります。一般的な麦芽は淡色、カラメル麦芽などの濃色麦芽は濃色ビールになります。

〇瓶ビールの王冠
 どのメーカーのビールでも、王冠のギザギザしている部分は21個と決まっています。19世紀末にイギリスのウィリアム・ペインターという人物がビールの王冠を発明しました。炭酸ガスが抜けない最適な栓を考え、21のギザギザを付けることを思いつきました。それがうまくいき、各ビールメーカーでも試行錯誤を重ねましたが21のギザギザがついている王冠を上回るものは未だ発明されていません。

5.まとめ

いかがでしたか?馴染み深いビールも、背景を知るとなんだか違う面でも楽しむことができますね。大昔の人が楽しんでいたビールをこれからも楽しく飲んでいきましょう。

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