お酒買取コラム

アルコールの度数を知って、楽しい飲酒を!

1.アルコールの度数を知って、楽しい飲酒を!

皆さん、師走になりお酒の飲む機会も多くなってきましたね。
私たちが飲むアルコール度数とは一体どれくらいなのでしょうか。
ご紹介していきましょう。

2.醸造酒(平均値)

主な醸造酒のアルコール度数
〇ビール・約5度
ビールは、主要なお酒の中ではかなり度数が低い方に分類されます。普段良く飲まれている大手のメーカーのビールは大体4~5度です。

〇ワイン・約14度
一部白ワインで10度を下回るものもありますが、主要なワインは約13~15度です。また、赤と白では度数にそれほどの違いはありません。

〇シャンパン・約12度
大まかにはワインに分類されるため、アルコール度数もほぼ同じようです。しかし、炭酸が入っているために、よりワインに比べて酔いやすいと感じる方もいるかもしれません。

〇日本酒・約15度
日本酒のアルコール度数は、ワインと同じくらいです。熱燗、冷酒とありますが、冷やして飲む方も多く、ワインと比べ度数はやや感じにくいかもしれません。原酒では、20度ほどあることも少なくないです。

3.主な蒸留酒のアルコール度数

醸造酒に蒸留という工程(蒸留はアルコール度数を高める工程)を加える蒸留酒は、アルコール度数は高くなります。お酒によっても度数にばらつきがみられます。
〇ウイスキー・約40度~
40から43度と基本的にとらえて問題ありませんが、中には60度前後の銘柄もあり、銘柄によるばらつきは大きい傾向にあります。

〇テキーラ・38~40度
「テキーラ=キツイお酒」というイメージがありますが、蒸留酒の中ではというとちょっと低めです。法律によって35~55度の間に作らなければいけないという度数制限があります。主要なテキーラは、ほとんど38度あるいは40度と低めの度数を採用しています。

〇ジン・約40度
ジントニックやマティーニなどのカクテルでの使用が多いジン。中には50度をこえるものもありますが、40~47度程度の銘柄がほとんどです。

〇ラム・約40度~75度
人気カクテル・モヒートのベースに使用されているラム。40度程度が基本ですが、75度を超える銘柄もあります。

〇ウォッカ・約40度~96度
これも日本においては、カクテル用がほとんどです。定番のウォッカは40度程度が多いのですが、やはり他の蒸留酒と比較しても度数が高い傾向にあります。

〇ブランデー・約40度
ブランデーは、ワインに蒸留というひと手間を加えられて作られているので、多くの銘柄が40~45度となっています。味わいがフルーティーなので、40度程度という度数があまり感じられにくいかもしれません。

〇焼酎・約20~25度
焼酎は、蒸留酒の中では25度と低め。
本格焼酎、甲類焼酎においても20もしくは25度の銘柄がほとんどです。飲み方で、ウーロン杯などのサワーにすると5度前後です。

〇泡盛(古酒)・約35度から40度
焼酎に分類されますが、こちらは度数に幅があります。30度が基本ですが、古酒の場合は40度前後の銘柄も多くあります。

4.まとめ

今回はそれぞれのお酒のアルコール度数についてご紹介しました。
お酒によって用途や度数が違います。小さいボトルでも売っていますので、気になった方は一度飲んでみてください。

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