お酒を飲むと長生きするって本当!?
1.お酒を飲むと長生きするって本当!?
お酒を飲むと健康に悪い、飲むと長生きするなどとさまざまな意見が飛び交っていて、実際はどちらなんだろうと疑問に思いますよね?
今回は、「お酒と長寿の関係」に注目して、謎に迫りたいと思います。
2.昔からあることわざ
「酒は百薬の長」ということわざを聞いたことはありますか?このことわざは、「適量の酒はどんな良薬よりも効果がある」とお酒を賛美した意味です。
お酒は飲み方によっては毒にもなりますが、逆に薬にもなります。体質的に合わず、飲めないという方もいますので、そのような方にとっては無理に飲ませることは毒になり危険です。しかしお酒を飲むと気分が優れる、緊張をほぐしてくれるということもあり、時には薬にもなり得るのです。
3.Jカーブとは
飲酒量と健康リスクについて調査したさまざまな結果があります。そのグラフの中で、「Jカーブ効果」という専門用語があります。これは、飲酒量を横軸、死亡率を縦軸にとるとグラフの形状が「J」のアルファベットに似ることから呼ばれています。
このグラフを見ると、お酒を全く飲まない人よりも適量飲む人の方が死亡率は下がるのです。そして一定量を超えると死亡率が上がっていきます。
このグラフはことわざの真意を決定づけているといわれています。
4.「適量」という条件付き
先程でも紹介したようにある調査結果を見ると、お酒を全く飲まない人よりも適量飲む人の方が死亡率は下がるという結果が出ています。飲むことを我慢してストレスを溜めるよりも適量で飲んだ方が良いのです。では、適量とはどのくらいの量なのでしょうか。
・ビール(5度) 500ml
・日本酒(15度) 180ml
・焼酎(25度) 110ml
・ウイスキー(43度) 60ml
・ワイン(14度) 180ml
・缶チューハイ(5度) 520ml
あくまでも適量例です。度数などによって量は変わります。
5.長生きといわれるお酒の効果は?
アルコールを摂取することで、悪玉コレステロールの増加を抑え、善玉コレステロールが増加します。そして血液が血管の中で詰まりにくくなり、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心臓病を予防する効果があるといわれています。
そのほか、アルコールを摂取することで体が温まり、血液の循環が良くなります。血行が良くなることで肩こりや冷え性の改善にもつながるのです。
なんといっても、健康のためにはストレスを溜めないことです。嫌なことはその日のうちに楽しんで、お酒を飲んで忘れるということは大切といわれています。そしてお酒を飲むことで交感神経が刺激を受けて行動的になり、何かをする意欲もかき立ててくれるといわれています。
6.まとめ
お酒を飲むことは本当に長寿とつながりがありそうですね。ですが、あくまでも「適量」ということが大切になってきますので飲みすぎには注意しましょう。
関連記事
- PREV
- 高価買取されやすい焼酎は?
- NEXT
- お酒を飲むと太るの?太りにくいお酒をご紹介!
お酒買取コラム