お酒買取コラム

3.甘酒の効果

〇効率の良い栄養分
甘酒に含まれているブドウ糖は、麹菌によって分解済みとなっているため、効率よく体や脳へエネルギーを吸収できます。他にもアミノ酸、ビタミンB群、ミネラルなどが豊富で、これらの成分が点滴とほぼ同じとされる程であり、これが「飲む点滴」と呼ばれる所以です。また、麹菌には消化吸収を助ける働きもあるので、胃腸に優しく、夏バテ防止にも効果があります。（江戸時代には夏に甘酒を飲む風習があった）

〇腸内環境の整理
甘酒には食物繊維やオリゴ糖も豊富で、これらは腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれるので、便秘の予防・解消にも効果があります。更に、麹菌は免疫活動の活性化にも効果があるとされるので、風邪の時には温めて飲むと効果的です。

〇美容効果
ビタミンB群も豊富に含まれている甘酒は、血行と代謝を上げ、体の老廃物を流してくれます。また、麹菌には皮膚の状態を整え、肌荒れやシミ、クマなどに効くビオチンが含まれているので、「飲む美容液」とも呼び声が高いです。

〇ダイエット効果
甘酒に豊富なブドウ糖は血糖値を上げ、少量でも空腹感を抑えてくれます。また、イライラを静めリラックス効果のあるGABAといったアミノ酸類も含んでいるので、ダイエットのストレスで悩んでいる方にも効き目があります。そもそも甘酒自体がカロリーも控えめなので、ダイエット中の飲み物として向いているとも言えます。

〇料理の調味料にも
実は、甘酒は料理へも活かせることができて、そのレシピも多々あります。
甘酒の持つ酵素の働きで、タンパク質やデンプンを分解し、旨味や甘みをアップさせてくれます。
例えば、ハンバーグのタネや唐揚げの下味に甘酒を使うと、タンパク質分解酵素により肉を柔らかくし、ふっくらジューシーに仕上がります。