「和らぎ水」で日本酒を上手に楽しもう!
1.「和らぎ水」で日本酒を上手に楽しもう!
皆さんは、日本酒は好きですか?日本酒を飲むときに一緒に飲むと良いとされる「和らぎ水」というものがあるのだそうです。ここでは、その「和らぎ水」について書いていきたいと思います。
2.日本酒のアルコール度数
日本酒のアルコール度数は、市場に流通しているものでは15度前後が多いそうです。ラベルに「日本酒(清酒)」と明記されているものは、すべて22度未満となっています。なぜかというと、酒税法で定められている度数が22度未満であり、これが国内で日本酒として販売できるお酒の度数と決まっているからなのだそうです。
ちなみに、22度以上あるお酒は日本酒と同じ製法で造られていても雑酒やリキュールに分類されるそうです。
3.日本酒以外のお酒のアルコール度数
焼酎では20~25度前後、ウイスキーやテキーラなどは40度前後と日本酒よりも高いです。
ビールは5度前後、ワインは10~15度前後と日本酒よりも低めのものが多いです。
4.「チェイサー」と「和らぎ水」
「チェイサー」とは、強いお酒をストレートで飲んだ後に口にするノンアルコールや低アルコール飲料のことです。日本では注文すると冷たい水が運ばれてくるようですが、厳密には水のみを指す言葉ではないようです。
そして、チェイサーの中でも日本酒を飲むときに一緒に飲む水のことを「和らぎ水」といいます。
5.「和らぎ水」の効果
日本酒はアルコール度数が高めですが、ストレートで飲むほうが一般的となっています。そして日本酒を飲んだ後に水を飲み体内のアルコール濃度を低減させる効果があります。そのため、日本酒の合間に和らぎ水をはさむことによって、深酔いを防ぐ効果が期待できます。
飲んだ日本酒と同じ量の和らぎ水を飲むのが良いそうです。
また、脱水症状を防ぐ効果もあります。酔いが回るとトイレの回数が増えて脱水状態になりやすくなるので、お酒を飲んでしまうとますます脱水症状が進んでしまい悪循環になってしまいます。そこで、和らぎ水を飲むことで体内の水分量を増やし脱水症状を防ぐことができます。
さらに、料理や日本酒の味をより楽しめる効果も期待できます。食事の合間に和らぎ水を飲むことで味わいが鮮明になり、違う銘柄の日本酒を味わうときも和らぎ水をはさむことによって口の中をクリアにできる効果もあります。
6.まとめ
ここまで「和らぎ水」について書いてきましたが、アルコール度数を下げたり脱水症状を防いだりする効果があるなどの健康面だけではなく、料理や日本酒の味を引き立ててくれるといった楽しみ方も味わえることが分かりました。皆さんも、この「和らぎ水」を上手に活用して日本酒や料理を楽しんでくださいね。
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