お酒買取コラム

「ビール」「発泡酒」「新ジャンルのビール」違いとは?

1.「ビール」「発泡酒」「新ジャンルのビール」違いとは?

暖かくなってきたこれからの季節、年中お酒を飲む方でも、ますますお酒が美味しく感じる季節ではないでしょうか。今ではたくさんの種類のビールが販売されていますが、値段も様々ですよね。改めて、数ある中のビールでもそれぞれ何が違うのか、特徴に迫りたいと思います。

2.「ビール」「発泡酒」「新ジャンルのビール」その違いについて

「ビール」「発泡酒」「新ジャンルのビール」はそれぞれ何が違うのかというと、原料や原料の使用比率が違います。その割合によって酒税も変わり、値段も変わってくるのです。
では、それぞれはどのような割合なのか、違いを見てみたいと思います。

○ビール
ビールの原料として認められているものは、麦芽、ホップ、米、でんぷん、水となります。これらの原料を使用して作られるものがビールとなります。その中で重要なポイントがあります。それは「麦芽の使用する比率が原料の中で2/3以上であること」です。この原料と比率を守ることでビールと認められるのです。

○発泡酒
発泡酒の原料の一部は、麦芽もしくは麦となります。ここでビールとの違いとして重要なポイントが「麦芽の使用する比率が原料の中で2/3以下であること]です。ですが、麦芽の比率がビールと同じく2/3以上でも、ビールと認められていない原料を使っていると発泡酒となります。
ビールと発泡酒は、麦芽の使用比率と決まっている原料以外を使用しているかどうかによって分類されるのです。

○新ジャンルのビール
新ジャンルのビールは、大きく2種類に分けられます。まずひとつは「原料に麦芽を使用していないもの」、そしてもうひとつは「発泡酒に麦由来のアルコールを混ぜたもの」です。例えば、トウモロコシや大豆などを発酵させた原料を使用して作ったり、発泡酒に麦焼酎などのアルコールを使用して作ったりしたものが新ジャンルのビールとなります。
麦芽を使用しないで作られているものは、その他の醸造酒となり、発泡酒にアルコールを混ぜて作られたものは、リキュールに分類されます。そのため販売しているメーカーでは、「ビール」という名前を使わずに缶をビールのデザインに類似させ、消費者にビールと思ってもらえるように配慮しているとのことです。

3.まとめ

現代のビールは奥深さを感じますよね。これから購入するときは、ラベルをよく見てしまいそうです。そしてこれからお酒が美味しく感じる季節です。ビール、発泡酒、新ジャンルのビール、それぞれを購入して飲み比べてみるのも面白いかもしれませんね。

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